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「酵素」のひとつ「代謝酵素」

私たちが生きていく上で必要な新陳代謝をつかさどっている酵素、代謝酵素の働きについて解説していきます。

さまざまな生体反応に関わっている

代謝酵素は、消化酵素によって消化された栄養分をエネルギーへと替え、免疫力の維持、ホルモンバランスの調整、代謝など、私たちが生きていく上で必要な、あらゆる生命活動にかかわり、健康を維持するために利用されています。

ほとんどの臓器に存在するたくさんの種類の代謝酵素

主な代謝酵素には、基礎代謝や新陳代謝に関与するものがあります。その他に、食べ物の消化吸収や遺伝情報伝達、ホルモン合成、神経細胞のバランス調整にかかわる酵素などさまざま。その1つひとつにそれぞれ違う酵素が使われ消費されていきます。肝臓だけでもその数なんと2000種類以上もあるから驚きです。いくつか代謝にかかわる酵素を見てみましょう。

[1]エネルギーを作り出すのに欠かせないヘキソキナーゼ

ヘキソキナーゼはヒトの細胞内にある酵素です。細胞内に入ってきた糖(グルコース)に作用して、エネルギーを生産。肝臓では同様の働きをするグルコキナーゼがエネルギー生産に関与しています。

糖からエネルギーを生産する回路は解糖系と呼ばれ、私の体に欠かせない働きです。糖(グルコース)を最初に回路に取り込む役目があるヘキソナーゼは重要な酵素といえるでしょう。

ヘキソキナーゼはMg2+のイオンが必須のため、マグネシウムが不足していると働きません。酵素だけではなくミネラルも摂り入れましょう。

[2]コラーゲンを作るのに必要なプロコラーゲンNエンドペプチダーゼ

美肌のために酵素を取っている人もいるでしょう。また、ビタミンCがコラーゲンの生成には欠かせないともよく目にします。コラーゲンは、細胞内でプロコラーゲンとして作られたのち、細胞外へ分泌されます。分泌されたプロコラーゲンは、そのままではコラーゲン繊維にはなりません。プロコラーゲンNエンドペプチダーゼがプロコラーゲンの末端にあるペプチド結合を切断することで、プロコラーゲン同士がくっつき、コラーゲン繊維となり肌にハリをもたらしてくれます。美肌のためにも、酵素は欠かせないことがわかるでしょう。

代謝の種類と働き

酵素と同じように代謝にも種類があります。

基礎代謝

生命維持に必要なエネルギーを生産するのが基礎代謝です。心臓を動かしたり体温を維持したりするのにエネルギーが使われます。生命の維持に欠かせない基本的な代謝なのでこう呼ばれています。ダイエットではこの基礎代謝を高めることがカギとされています。

基礎代謝は季節によって変わるといわれ、熱い夏よりも外気温の低い冬の方が高いとされていました。冬の方が、体温を維持するのが難しいからです。しかし、近年はエアコンの普及により室内の気温が一定に保たれることが多く、季節による差は無くなってきているといわれています。[3]

厚生労働省では基礎代謝基準値を(kcal/kg 体重 /日)×基準体重(kg)として算出しています。30~40代女性の場合、基準体重は53kgで基礎代謝量は1日1150キロカロリーです。この値をダイエットの目標とするといいかもしれません。[4]

新陳代謝

私たちの皮膚や髪の毛、筋肉などはタンパク質でできています。このタンパク質が古くなると壊れて、新しいものが作られます。これを新陳代謝といいますが、酵素は、このたんぱく質を作り出すときに必要な成分です。RNA(リボ核酸)と呼ばれる物質がアミノ酸からたんぱく質を作り出すときに、酵素が使われます。[5]

水分代謝

体内の水分量を調節しているのが水分代謝です。体にとって必要な水分量を保ちながら、不要な分は老廃物と一緒に排出しています。水分代謝が上手くいかないと、体内の水分量が増えて顔や足がむくんでしまうのです。水分の代謝にも酵素はかかわっています。また、ナトリウムやカリウムといったミネラルも水分量を調節してくれるので、不足気味な人は酵素と一緒に補いましょう。

このように、私たちが無意識でいても行われる代謝にかかわる酵素から、むくみの原因になる身近な酵素の働きまで、さまざまな役割をもっている代謝酵素は体内のほとんどの臓器に存在しています。なかでも肝臓に多く存在し、肝臓だけで約2000種類以上の代謝酵素があるといわれています。

食べ過ぎ時は消化酵素が優先され代謝酵素が不足する

代謝に使われる酵素も消化に使われる酵素も、どちらもたんぱく質から作られています。すなわち、たんぱく質をしっかり摂ることが、酵素を補うのには必要です。しかし、偏った食事をしているとたんぱく質が不足します。また、食事で取り入れた栄養を消化するために、消化酵素の優先度が上昇。すると、取り入れた少ないたんぱく質を使って消化酵素が先に作られてしまうのです。

代謝酵素の量が減ることにより、エネルギーが生産されず疲れやすさやだるさといった不調の原因になることも。また、暴飲暴食によって大量の消化酵素が消費されてしまうことも問題です。代謝酵素の不足によってエネルギーが生産できないままたくさんの食品を消化吸収するのは、消化器官へのダメージとなります。

代謝酵素を増やすには

代謝酵素不足を解決するには、体外から酵素を取り入れるのが近道です。体外酵素(食物酵素)が食べ物の消化が促進すれば、体内の酵素が消化に回されることが少なくなるでしょう。すると、消化酵素の生産に余力が生まれ、代謝酵素を作ることに使えます。[6]

消化酵素は、生の野菜やフルーツ、発酵食品などから補えます。野草酵素もその1つといえるでしょう。また、きちんと酵素の活性を残しているサプリメントで補うのも1つの手です。

[7]胃酸で消化されるから外から摂り入れるのは意味が無い?

酵素はたんぱく質だから、食品やサプリメントなどで摂取しても胃で活性を失ってしまうという話を良く目にします。しかし、胃の中では酸性の度合いが強すぎて働けない酵素でも、腸では良く働くことがあるのです。つまり、食品やサプリメントなどで消化酵素を補うことは意味のある行為といえます。

[8]酵素を上手に使う生活リズムとは

代謝酵素は多岐にわたる生体内の反応に使われています。栄養の消化や吸収、老廃物の排出、新陳代謝などです。また、体内で作られる量が少ないので無駄遣いはしたくないもの。そこで大事なのが生活リズムを整えること。体と酵素の働くタイミングを合わせて、無駄を省こうというわけです。

朝起きてからお昼ごろまでは、排出の時間です。眠っている間に行われた新陳代謝やエネルギーの生産の過程で生じた毒素を排出します。朝食は控えめにして、消化に酵素が使われ過ぎないようにしましょう。

お昼から夜にかけては栄養の補給と消化がメイン。胃腸の働きが活発になっているので、栄養バランスの良い食事をしっかりととります。

夜8時から夜中の4時頃までは、摂取した栄養を吸収し代謝が行われます。体をしっかりと休めて、体内での酵素の働きが悪くならないようにしましょう。睡眠の質を上げるのも酵素の働きを良くする1つの方法です。

このように、体の働きと酵素が使われるタイミングを整えることで、無駄遣いを防ぐことができるでしょう。

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