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野草の酵素って何?

酵素の元になる野菜と野草の違い

「野草」は、山や野に自然に生えている草のことを言います。

でも「山菜」というと、ちょっと特別感があり、食用とされる、わらびやタラの芽などの良く知られているものから薬草になるものまであり、専門的な知識がないとわかりづらいと感じるかもしれません。しかし、どちらも山野に自生する植物で明確な定義のない言葉でもあります。

また里山や身近な公園の空き地や野原で見かける野草と、山地や高山に自生する「山草」の二つの言葉が合成されたものは「山野草」などと呼ばれています。

そして、そうした植物たちも農耕地や手入れされた花壇などの望まれないところに生えてしまえば「雑草」とされ、それぞれの植物が持つ固有の名前は使われることがありません。

私たち、人間にとって有益な「野菜」は一般には食用の草本(木にならない植物)植物と言われますが、こちらもまた野菜の明確な定義づけは難しい問題とされているのです。

また、今ではあまり聞きなれない言葉ですが「蔬菜(そさい)」という言葉があります。「野菜」よりも広い意味を持ち、日本でも昔は野菜のことを蔬菜(そさい)と呼んでいました。

明治時代には、栽培された植物を蔬菜と呼んで栽培されたものではない山菜などと区別していたこともありました。お隣の国、中国ではいまでも蔬菜が、日本の野菜にあたるものに使われています。

代表的な野草の種類と効能

実はこうした野草や雑草扱いされている身近な植物の中に、生薬や薬草になり、漢方薬や薬として利用されるものがあるということはご存知でしょうか。

たとえば、イチョウ、ウコン、オオバコ、たんぽぽ、スギナ、ドクダミ、ナンテン、ハトムギ、またたび、ヨモギ、などは名前を知らない方のほうが少ないですよね。また、名前は知らなくても公園や空き地で見かけるものがほとんどです。

イチョウ

秋になると黄色が鮮やかに美しい街路樹は、ほとんどがイチョウであることが多いです。ギンナンの実をつけているものもありますね。民間療法では、古くからイチョウ葉を取り入れたものがありましたが、最近ではいくつかの臨床試験において、認知症の改善、記憶改善、脳機能障害の改善、末梢循環障害の改善などが報告されているようです。

「イチョウ葉エキスの薬理活用」より

強い抗酸化作用を持つ

イチョウ葉エキスを使った実験によると、体内に取り込まれた活性酸素から細胞を守る、抗酸化作用が確認されました。また、認知症に関わる興奮・不安・うつなどの精神症状に対して、精神症状の改善が期待できる結果が出たと報告されています。

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ウコン

伝統医学のアーユルヴェーダやインド料理に使われ、日本では、ターメリックという香辛料としてカレーに用いられるほか、クルクミンの肝機能向上への効果を期待して二日酔い対策ドリンクにもなっていて、コンビニでも見かけますから、ご存知の方は多いと思います。

薬として利用されるのはショウガに似た根茎ですが、夏の間に咲くウコンの花はジャスミンのような芳香があって、とても美しい花を咲かせています。最近では家庭菜園で栽培されている方もいるので見かけることも多くなりました。

「発酵ウコンとその機能特性」より

アルコールの代謝を促進する

発酵ウコンには血中アルコールの代謝を促進する効果があると研究結果で出ています。また、ミネラル含有量が高まって、抗酸化作用を増大させるということも明らかになったのです。

また、ラットにウコンを与えた実験では、肝臓内にある脂質代謝が改善されて、脂質の蓄積が抑えられたという結果も出ています。

お酒を飲む人や脂肪のつきやすい人にとって、ウコンは強い味方だといえるでしょう。

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オオバコ

日本では北海道から沖縄までの全土に広く分布し、踏みつけに強く、道端などにごく普通に自生する草です。春から秋にかけて出てくる花茎は、引っかけあって引っ張り合い、どちらが切れないかを競うオオバコ相撲として子供の遊び道具に使われたりします。

しかし、葉や種子は咳止めなどの薬用になり、若い芽は食用になる、日本薬局方にも収録されている立派な生薬です。

「モルモットカプサイシン誘発咳噺モデルを用いたローズマリー、オオバコ、ティーツリーの鎮咳効果の検討」より

強力な咳止め効果を発揮

鎮咳効果のある薬草として知られるオオバコ。ローズマリー・オオバコ・ティーツリーオイルの鎮咳効果について調べた研究結果によると、強力な鎮咳作用があると示唆されました。オオバコ・ティーツリーオイルの鎮咳効果には、シネオール・テルピネン4-ol、γテルピネンと呼ばれる成分が重要であるという結論がされています。

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たんぽぽ

春に見る黄色いたんぽぽを知らない人はいないというくらい、日本ではおなじみの花ですが、アスファルトの小さな隙間から生えることもある生命力の強い植物で、古くから漢方薬としても使われていました。

最近では女性に嬉しい効果があるということで、人気のたんぽぽ茶やたんぽぽコーヒーですがヨーロッパではダンデライオン(フランス語で「ライオンの歯」を意味するダンードーリオン (dent-de-lion) に由来している)と呼ばれ、たんぽぽの根をコーヒー豆のようにローストしたものを古くからハーブティーとして愛用してきました。

また、葉は古くから東ヨーロッパや中東で食用にされており、少し苦みのある若葉は春の訪れを告げるサラダとして人気があります。

最近では、タンポポの葉に含まれる成分に、C型肺炎ウイルスを抑制する効果があるのではないかと言われ研究が進んでいるようです。

「タンポポ(たんぽぽ)の効能と効果、作用について」より

妊活中・授乳中の女性に良い

たんぽぽには不妊改善・催乳作用・冷え性の緩和など、子どもを望む女性や育乳中の女性にとってうれしい効果を期待できます。また、便秘の改善や利尿作用、むくみの改善にもたんぽぽはおすすめ。また、ホルモンバランスを整えるのにも役立ち、生理痛・生理不順の改善にも一役かってくれます。ほかにも、高血圧の改善やがんの抑制などの効果もあるのだそう。花も葉も根も全て食べられます。

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スギナ

スギナという名前を知らなくてもツクシならご存知のはず。ツクシはスギナから出た栄養茎のことです。春の山菜として親しまれているだけでなく、そのかわいらしい姿は、春の訪れを告げる風物詩として絵本などに必ずと言って良いほど描かれています。ところがこのスギナ、「地獄草」の別名を持ち、根が深くよく繁茂するため農家の方からは嫌われる雑草です。

しかし生薬としてのスギナの効用は古くから伝承されており、古代中国の古典的な薬草の解説書「木草綱目」(著者は薬学者・李時珍1518~1593)には、アレルギーや便秘予防、湿布として患部に当てて痛みを和らげる、歯の痛みを和らげるなどの効能が記載されているそうです。

「医療用医薬品エピカルス」より

前立腺肥大にも効果がある

スギナを含む複数の薬草を使ったエピカルスS配合錠と呼ばれる、前立腺肥大症の治療薬の実験では興味深いデータが出ています。前立腺肥大症の人に対して薬を投与し4~6週間後に有効性を確かめたところ、有効だと答えたのは44例中19名、やや有効と答えた人は44例中30例でした。前立腺肥大に伴う、残尿・頻尿、排尿困難などに効果があったそうです。

スギナだけの効果を見ても、泌尿器系の改善、アトピー性皮膚炎の改善、利尿効果などさまざまな作用を期待できます。

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ドクダミ

漢方では解毒剤として用いられ、生薬としては利尿作用、高血圧、動脈硬化の予防作用などがあるとして、日本薬局方にも収録されています。また、湿疹、かぶれなどには、生葉をすり潰したものを貼り付けるとよいとされ、ドクダミの化粧水なども市販されています。

「どくだみ茶の特徴と効果・効能」と「生薬百選30ドクダミ」より

強力な殺菌作用がある

ドクダミは中国・日本などのアジアの各地に分布している薬草です。クエルチトリン・カリウム・デカノイルアセトアルデヒドなどの成分を含んでいます。

クエルチトリンには利尿作用や便秘改善、抗炎症作用があります。カリウムは、血圧を下げる働きがある成分です。デカノイルアセトアルデヒドには、強力な殺菌作用があり、傷口が膿む原因である黄色ブドウ球菌の活動を抑えます。

ドクダミはさつまいものような葉っぱに白い花を咲かせるのですが臭いが強烈。

まるで魚が腐ったような臭いがするため、中国では魚醒草(ギョセイソウ)と呼ばれているそうです。臭いは強烈ですがさまざまな効果があるため、民間薬として古くから使われてきた歴史があります。

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ナンテン

赤い美しい実をつけ、発音がナンテン即ち「難を転ずる」に通ずることから、縁起の良い木とされ、庭木や玄関前などに植えられていることが多いと思います。

ナンテンの葉は、生薬で「南天葉(なんてんよう)」といいます。胃を丈夫にし、熱を下げ、咳を抑えるなどの作用があるとされています。また殺菌効果があることからお赤飯に添えられているのを見たことがある方もいるのではないでしょうか。

「ナンテン せき止めや殺菌効果」より

咳止め・視力回復に最適

ナンテンは11月から翌年の3月までの期間に採取できます。ナンテンの実は生薬として使われますが、果実は多肉質のため十分に乾燥させなければなりません。乾燥した南天実は、知覚神経・末梢神経に作用して、咳止め効果を発揮します。ぜんそくや気管支炎などのひどい症状にも使用可能です。南天実を使って咳止めを作る場合、5~10グラムを1日量として、500mlの水で煎じます。南天実の入った水を煮詰めていき、約半量になれば布で漉(こ)しましょう。漉した南天実のエキスを1日3回に分け、食間に服用します。漉したエキスは咳止めにも良いですが、視力回復効果も期待できます。

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ハトムギ

漢方薬としても有名な「ヨクイニン(ハトムギ)」です。これも女性のほうがご存知の方が多いと思います。イボやお肌のトラブルに病院で処方されることがありますが、昔から肌を整える生薬として親しまれてきました。

江戸時代には貝原益軒が編纂した「大和本草」(1780年)に記述があり、肌荒れやイボに良いというのは、貝原益軒が民間療法として紹介したと言われています。

中国では紀元前91年頃に記された司馬遷の「史記」にも記述があり、世界三大美女として有名な楊貴妃も愛用していたのではないかと言われています。化粧品、石鹸、入浴剤など、さまざまな製品にも使われています。

「HPVを撃退せよ!ヨクイニンの知られざる効能」より

イボの撃退・アトピー性皮膚炎の改善にも使える

ハトムギの種から硬い皮を除いたのがヨクイニンです。ハトムギ(ヨクイニン)は疣贅(ゆうぜい)と呼ばれており、ウイルス性のイボに効果があり皮膚科でもヨクイニンエキス錠として処方されています。ウイルス性でないイボに関してはあまり効果がでません。しかし、ハトムギには皮膚の新陳代謝を促進する効果があり、肌の表層にできたぶつぶつやシミならきれいにすることも可能です。また、体内にたまった水分を排出する効果があります。肝臓や腎臓に溜まった毒素を水分と共に外へ出すため、アトピー性皮膚炎の改善にも役立つのです。また、体内の水分が本来の溜まるべき場所に収まるので、保湿やバリア機能の向上にも役立ちます。

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またたび

生薬として木天蓼(もくてんりょう)という呼び方をしますが、これはマタタビミタマバエまたはマタタビアブラムシが寄生して虫こぶになった実のことを指し冷え性、神経痛、リウマチなどに効果があるとされています。

しかし、なんといっても「猫にまたたび(木天蓼)」ということわざがあるように、ネコ科の動物に恍惚感を与える植物として有名です。

またたびは全草が利用できる有能なつる性の薬草で、花には芳香があり、若い果実を塩漬けにして食べたり、精力剤にも珍重されますが、果実は縄文時代から食用にされていたようで、遺跡から種子が出土しているそうです。

「マタタビはヒトにも効く!強精や疲労回復が期待できる理由」より

元気のなくなってきた世代におすすめ

またたびにはネペタラクトン、イソイリドミルメシン、イリドミルメシンの3つの成分が含まれており、総称して「マタタビラクトン」と呼びます。猫の性フェロモンに構造が似ているため、猫をとりこにするのだそう。マタタビラクトンの人間への作用としては、血行促進・疲労回復があると言われています。

実は、人間の男性の精液、女性の子宮から分泌されるホルモンとマタタビラクトンの構造が一部似ていると言われているのです。

人間へのマタタビラクトンの影響は、まだまだ研究途中で明らかになっていませんが鎮痛効果や強精効果もあると言われています。

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ヨモギ

特有の香りがあり、春につんだ新芽で作られる草餅や草団子に利用されるだけでなく、煎じて飲むと、健胃、腹痛、下痢、貧血、冷え性などに効果があると言われています。

育った葉は、干しておき、入浴剤としてお風呂に入れると血行が良くなり腰痛や痔に効果があると言われています。お灸に使うもぐさは葉を乾燥させて裏側の綿毛を採取したものです。

繁殖力が強く、日本全国いたるところに自生し、地下茎などから他の植物の発芽を抑制する物質を分泌することから、農家では嫌われ者の雑草です。しかし太古の昔から、何にでもよく効く万能薬として日本だけでなく、世界各地で利用されてきました。

ヨモギは野草の中でも栄養素が豊富で、女性の悩みに効く薬草としても知られています。

手軽にお茶として飲むだけでも、デトックス作用があり、老廃物を排出して新陳代謝を高めることから血液循環がよくなり血液をサラサラにしてコレステロール値を下げる効果もあると言われています。

こうした生命力の強い野草は昔から民間療法に利用されており、その野草原料にして作られている野草の酵素もまた、血管を掃除すると同時に腸もキレイにしてくれるので、さまざまな病気を防いでくれるのです。

「ヨモギの抗酸化作用についての研究」より

古くから伝わる万能薬

ヨモギには抗酸化作用があるという研究結果があります。ヨモギの中に含まれているポリフェノールの量は、ほかの抗酸化作用があるハーブ茶に匹敵するほど。また、ヨモギには活性酸素の除去・抗酸化抑制作用もあると研究で発見されました。また、抗糖尿病作用や免疫調節作用もあるのだそう。ヨモギにはまだまだ色んな効果があるとされ、現在も研究が進められています。

日本を含め、世界各国で生息しているヨモギは身近でとれる万能薬だといえるでしょう。

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