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肝臓の不調

酵素をうまく利用し肝臓をケア

監修医師

藤田先生にお話をうかがいました。

今日はなんだか少し体調が悪いです。

そういえば、少しむくんでいるように見えますが。

昨日、お酒を飲み過ぎてしまったんです。先生は二日酔いとかされないんですか?

酵素をとっていますから、ありません。

二日酔いもなくなるんですか?

血液がきれいですから、肝臓も元気なんです。

今、何をしても気持ち悪いのですが、体の中ではどんなことが起きているのでしょうか?

まず摂取したアルコールは、体内でアセトアルデヒドという有害物質に変化します。このアセトアルデヒドは体内の酵素によって酢酸に分解されてから二酸化炭素と水になり、体の外へと排出されていきます。このアセトアルデヒドは毒性が強く、頭痛やめまい、吐き気などをもよおすことが知られています。それにアルコールを代謝するさいに大量の水分が消費されるので脳を保護する髄液が減少して低髄液圧症候群になると頭痛を感じることもあります。こんなふうに体の中で起きていることはわかっていますが、それを引き起こすメカニズムは、実はまだよくわかっていません。。

飲んですぐ効く、特効薬みたいなものはないんでしょうか?

あきらかに効果がある二日酔いの治療法は今のところ存在しません。飲み過ぎを反省しながらアルコールで失われた水分を補給するしかないですね。

飲み過ぎないことが一番ですね。

肝臓修復にはウコンが良いです。日頃から肝臓の機能を向上させ肝臓の状態を常に高く保つことも大切です。

お酒をアセトアルデヒドの分解するさいにはアルコール脱水素酵素という酵素を使います。お酒を飲み過ぎたということは、酵素の無駄使いをしてしまったということです。

酵素を節約しないといけませんね。

酵素が多く含まれるものを積極的に摂取してください。酵素が不足すると太ったり、便秘になったり、疲れやすくなるだけじゃなくて、お肌の調子も悪くなり老化を早めます。

大変なことになってしまうんですね、反省です。

免疫力も低下しますよ。

2000種以上の酵素を持ち、働きは多岐にわたる肝臓

肝臓は、右わき腹の肋骨の内側にあり、人間の体の中で一番大きな臓器です。表面はすべすべした膜で覆われていますが、血管が多く、内部にはスポンジのように血液をたくさん含んでいます。

一部が傷ついても再生することができる、とても強い臓器ですが、そのために損傷があっても症状には現れにくいことから自覚症状がわかりづらく「沈黙の臓器」と呼ばれることもあります。

しかし障害の強さが限度を越えると、肝不全という状態に陥り、肝臓の障害は少しずつゆっくりと進行していきます。そして気がついたときには、すでに手遅れになっていることが多いので注意が必要な臓器でもあります。

肝臓の働き

肝臓の働きは、わかっているものだけでも500種類以上あるとされ、多岐にわたります。その働きは大きく分けると「必要なものを作る」「不必要なものを壊す」というふたつです。

私たちが食べたものは腸で吸収されて肝臓へ送られます。肝臓で加工されたものは、蓄えられ、必要なときに必要な場所に配られていきます。

その後、利用され不要になり、老廃物となったものは今度は静脈を通って肝臓へ戻され、一部は再び肝臓で再利用されますが、最終的にはアンモニアにまで分解され、尿素にして腎臓から排泄します。寿命を終えた赤血球も肝臓で分解され胆汁中へ排泄されます。

こうした肝臓の働きは役割の違うそれぞれの細胞が担っていますが、その中でも、約60%を占める細胞は肝実質細胞で、肝臓だけにしかない細胞なので単に肝細胞と呼ぶこともあります。

それ以外の細胞は非実質細胞と呼ばれ、数種類の細胞があります。非実質細胞のうち類洞内皮細胞、クッパー細胞、樹状細胞、ナチュラル・キラー(NK)細胞、肝星細胞、単球由来マクロファージは、類洞と呼ばれる肝臓の毛細血管の壁を構成していることから、類洞壁細胞と呼ばれ、重要な働きをしています。

肝臓にはたくさんの酵素がある

また、肝臓には約2000種以上の酵素があるといわれ、酵素の働きによって肝臓は、生命の維持に必要な働きを行なっています。

そのため、肝臓はよく化学工場や貯蔵庫にたとえられます。それは肝臓が腸から吸収されたさまざまな栄養素を代謝し、からだが利用しやすい別の成分に変えて貯蔵し、必要に応じて供給しているからです。

肝臓の働きの要は血流

肝臓は血管の豊富な臓器です。他の臓器と違う独特の血液循環系で血液を送り込む血管がいくつかありますが、それぞれ役割が違います。

そのひとつは門脈という名前で、腸からこの門脈を通って栄養素などが運ばれてきます。もうひとつは肝動脈といって肝臓に酸素を運び込む役割を担っています。そして、肝臓から血液を送り出す血管は肝静脈という血管でと主なものが3本あり、肝臓の右、中央、左のそれぞれの部分の血液を送り出しています。

この他に、肝臓には胆管という管が張り巡らされていて、胆汁という消化液を胆嚢に貯め、胃のすぐ先にある十二指腸というところに食物がくると、タイミング良く胆汁を出すような仕組みになっています。

肝臓の病気の主な要因

こうして肝臓は、私たちの体に欠かせない重要な働きを担っているわけですが、年間3万人前後が肝臓がんで死亡していることは意外と知られていません。

がんによる死亡者数では、肺がん、胃がん、大腸がんに次ぐ多さで、症状がないので気づかないうちに病気が進行していることも一因なのかもしれません。

肝臓病を主な原因別に見てみると、ウイルス性、アルコール性、薬剤性のものなどがあります。また高血圧と関係が深い肝臓の病気に、脂肪肝があります。脂肪肝は肝臓に脂肪がたまる病気で、飲酒が主な原因だとされてきました。ところが、最近増えているのは、飲酒に関係のない非アルコール性脂肪肝です。この、飲酒に関係のない脂肪肝の原因も生活習慣にあり、糖尿病、高血圧、肥満、脂質異常症があると脂肪肝になりやすくなります。

アルコール性脂肪肝は飲酒をやめればある程度改善しますが、非アルコール性脂肪肝は、まず生活習慣の改善が必要になります。

ウイルスが原因でおこるウイルス性肝炎を除けば、アルコールを適量にとどめ、食品添加物を多く含んだ加工食品を避けて栄養のバランスがとれた食生活に改善するなど、生活習慣の改善をするなど、日常生活のちょっとした心がけで予防につながるといわれています。

予防には酵素を取り入れたケアや生活習慣の見直しを

肝臓の病気、脂肪肝、アルコール性肝疾患、肝硬変、これらの病気はすべてある程度予測のつく病気です。予測がつく病気だということは、予防することが可能ですし、たとえ罹患しても、それ以上に症状を悪くしないうちに治療することができるということです。

それには肝臓という臓器をよく理解し、肝臓病について正しい知識を持つことも大切です。人間の体の中で一番大きな臓器で血管が多いことは前述したとおりです。そのため肝臓の健康を第一に考えるのであれば、血液の質を良くして血管も、しなやかで弾力のある血管にしていくことが基本ではないでしょうか。

肝臓の修復に役立つとされるウコンを始めとした野草も上手に取り入れるのも手軽に始められることですが、肝臓のことを知り、酵素や血流の好転を目指すのであれば、野草のフィトケミカルもたっぷりな野草の酵素を試してみるのはいかがでしょうか。

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